我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

シニア世代のための健康体操体験講座


このたび、小山市内の道の駅思い川(評定館・研修室大)においてシニア世代向けの健康体操教室を開催いたしました。


寝たきりにならず、生涯健康ですごすためのヒントになれば、との想いで誰にでも出来る簡単な健康体操を紹介しました。

スワイショウや膝ウラ伸ばしなどのウォーミングアップからはじめ、
・バランス系
・関節なめらか系
・自重トレ
・凝りほぐし
の各種の運動を紹介しました。


参加された方の中には、市の体操講座でボランティアをされている方もいらっしゃって、有意義なアドバイスも頂戴いたしました。

私は中高年の方と言うと武道の先生方と接しているので気がつきませんでしたが、普段、私達が太気拳で刺激している筋肉って、実は普通の生活をしている方にはいわゆる【盲点】になっているということも、実感として分かりました。


当たり前のことですが、佐藤嘉道先生みたいな高齢者って“超”がつく【例外】【規格外】なんですね。67歳だというのに、ふくらはぎなんか私より太いですからね。

ちなみに、下の写真は私の脹脛。家内に言わせると「パパのはまだ人体。嘉道先生のって足にレンガが付いているみたいだもん」

マジで超規格外。

ただし、その【超規格外】になるにも“理”があることも分かりました。何十年にもわたって武術に使う筋肉を隙間なく鍛えている、そして筋肉を隙間なく鍛えるということは、脳や神経回路も刺激しているわけですから、強いわけです。

まじめに太気拳を稽古していると、武的に強くなるのはもちろんですが、飯もうまいし体力は落ちないし、イイ事づくめであります。


大東流合気柔術の佐川幸義先生によれば70歳台までなら、筋力は鍛錬で維持向上するそうですから、私も30年後には【化け物爺さん】として、君臨しますヨ♪

次回は6月30日(土)に開催いたします。