武の系脈
本日発売のBABジャパン『秘伝』誌１１月号の特集記事で、岩間統正先生が登場。太気拳歩法を披露されていました。来年早々には７０歳のはずですが、相変わらずお若い！
私は何度か岩間先生にお目にかかっており、東京で稽古をしていた８〜９年前には、稽古場を訪ねて来られた岩間先生と組手をさせて頂いた。その時の記憶がよみがえります。技の解説のための組手とは言えかなり本気で行きまして、膝蹴りで肋骨を折られる名誉の負傷。
あの場に居た同門の方々には、岩間先生の凄さを引き出すために身体を張った私に、あ・ら・た・め・て感謝して頂きたいですね！
我らが師匠の高木先生は岩間先生の弟分でもあり、歩法・前捌き・身法で安全な位取りをして打つ戦術は、両先生に共通しています。両先生には及ばないにしても、私の戦い方もそこを踏襲しています。
明らかに自分より強い人たちと戦って来ても大きな怪我をしていないのは、太気拳歩法のおかげであると自負しています。
同誌には岩間先生の許状の写真も公開されていますが、私が頂戴した練士五段の許状と同じ文面です。これは、佐藤嘉道先生のお父上が澤井先生のご依頼を受けて、苦心惨憺の上練り上げたものだそうです。
なお、同じポジションで撮ったのになぜか岩間先生の写真が横向きになっています。悪意はないので、ご勘弁ください（汗）
先達より綿々と継承された武の系脈上に今の自分がある事、そして、さらに発展させて後進に手渡す義務があることを、改めて自覚して精進して行く所存です。
男気メガMAX！！<(｀^´)>
太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。
＜太気拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
