武術の視点
澤井先生のような実戦拳法から剣道の側面を聞いて得るものが大であった
（佐藤嘉道著『拳聖澤井健一先生』より剣道七段教士・佐藤哲通先生）
飛び道具は別として、元々は体術と得物は同一の原理です。格闘技ではなく武術という観点でよくよく考えてみたら、これは当たり前の話し。だって戦いという非日常の状態でいちいち使い分けなんか出来るわけないんだから。
かつては剣術と言っても流儀の表芸が剣であるだけで、体術も一通り入っているし、体術もまた然り。
現代武道である剣道でも、日本剣道形は明らかに体術の心得がある方が制定されたと思います。竹刀稽古での即効性が無いせいか？剣道形は多くの道場ではあまり稽古されないようですが、「剣の理法の修練」という見地からは欠かせないものと存じます。
武を深く探究しようとするならば、主軸はブレ無いようにしながらも視野は広く取るべきですね。
私が剣道を学ばせて頂くのも其処にある。佐藤哲通先生のお言葉を拝借すれば「剣道から太気拳の側面を学んで得るものが大である」ということでしょうか。
素晴らしい学びの機会に感謝！であります(^○^)
・・・ということで、佐藤哲通先生の教え子・弟子を自負する剣道の方は、太気拳も学びに来てくだちゃい！！ヽ(^。^)ノ
太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太気拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
