我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

感応道交


3週間ぶりくらいに馬場の稽古参加。

高木先生の動きがさらにレベルアップしていた!単独の動きだけではない。手を合わせていただくと、こちらの人(じん)=陣に自然に力が浸透してくる。


一週間ほど前に佐藤嘉道先生とお会いした由。佐藤先生もさらにレベルアップされていたのだそうな。


レベルが高い人同士は感応する。あるいは求める心がある人は、自分の内にある“志”が高まった時にしかるべき出会いがあると、その出会いを通じて成長する。

他人が見れば「なんのこっちゃ」というものでも、真に素晴らしいものであればそれを見抜いて感応道交する力。それがあるのと無いのとでは、同じものに触れても成長の度合いが全く違う。

稽古後、佐藤先生のご著書『太氣拳』を頒布いただく。

ゆっくり読みたいのでグリーン車で帰る。


佐藤先生の目から見た太氣拳、そして澤井先生の拳域がひしひしと伝わって来て、身が引き締まる思いである。

これは・・・人によっては読んだら不幸になるかもね。受け取り方はひとそれぞれですが。ちょっと重たいね、この本は。

俺もその重みに耐えうる心身を練り上げないとな。


オマケ。記事には全くカンケー無いけれど、義弟“ラオウ”のお店にてくつろぐ“館長”ことIさんと“チンネンさん”ことチンネン。後列左の筋肉マンがラオウ

“館長”が“ラオウ”のパワーに感応したら、ヤバイな・・・。