我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

ドリフターズ

日曜稽古会終了後、M君に28日の稽古を代行していただく相談を。

ふと、テレビの話に。

子供の頃から早寝早起きだった私。夜は八時にはお風呂に入って寝ていたのだが、土曜日だけは9時までテレビを見て良い日だった。

言わずと知れた『8時だョ!全員集合』を家族で見る日だったからな。

毎回のディテールは覚えていないけれど、今思えばあれは偉大な教育番組だったよな。

人を殴ったり、物壊したりはあったし低俗番組とか言われることもあったけれど、敢えて言いたいね。ありゃ教育番組だ。

第一に長さんという“大人”が居て、殴られるのは志村とか加藤といった強いやつ=人気者がメインだったじゃない。

俺の友人にもファンが多いのを承知で敢えて言うけれど、ダウンタウンだったけ?猿以下の品性下劣なツラで、露骨な弱い者いじめが売りモンの半チクな連中じゃねえか。

やつ等が出ているとチャンネル変えるから正直、決め付けかも入れないけれどナ。

仲本工事高木ブーへの扱いを見ていると、子供心にも「まじめに頑張れば多少地味でも居場所があるんだぜ」と教えてくれている気がしたな。

もっとも俺はもっぱら親や教師に殴られる子供だったんだがな(笑)。


エンディングだって「ドリフ見て9時になったら、宿題やって歯ぁ磨いて風呂入って寝ろ」っていう健全な歌じゃないか。


ああいう番組、今は無いのかね?多少お下劣でも、なんかこうハッピーになれるやつ。

漫画もそうだけれど、娯楽番組がとにかく薄っぺらいモンになっちゃったよな。

俺がテレビ見ないのは高尚を気取っているわけじゃないぞ。クソみてーな番組だらけで時間の無駄だからだ。

まあ、元首相の小泉が「弱い者いじめをします!」と宣言しちゃってからコッチ、ますますその傾向が酷くなったね。


テレビ屋がその意を受けて日本をどんどんダメにしようとしているんじゃないか?

悲しいねえ・・・。