心の栄養 〜その1
金曜の夜に赴任先から小山に帰ると、駅に迎えに来てくれた家内とファミレスでお茶お飲む。
家内はベリーダンスを教えているので、お茶を飲みながら、教室の運営やら稽古に関することなどをあれこれと話し合う。
翌日の土曜日は、たっぷり時間をかけて犬の散歩と朝稽古を行って外でブランチ、というパターンが多い。
この日は寒ブリ三昧というわけで、鰤丼とお刺身を頂く。
もちろん、食後のスウィーツも忘れてはならない。ヨーグルトのモーニングさんでいただいた苺デザートでご機嫌。
しばしくつろいだ後、帰宅して仮眠。
夕刻からは剣道、その後は最近不定期開催している太気拳の土曜稽古会。
稽古のあとは飯食って大和と散歩。
稽古やって美味い物食って犬と遊んでいれば、私はハッピーだ。
もちろん、武道における目標や夢、いろいろなビジョンはあるので忙しいといえば結構忙しい。だが、生き方としてはシンプルなので悩みは少ない。
知人で鬱になっちゃったと自称するヤツが居る(笑)んだけれど、こやつは私と話すたびに「お前は良いなあ」と言う。
じゃあお前も犬を飼え!武道やれ!とアドバイスすると、口の中でむにゃむにゃ言っている。
嫌なのか?とたずねると、「良いとは思うんだけれど」なんて言いながら、なんだかんだと出来ない言い訳とかやらない言い訳をならべ始めるんだ。
まあアレだ、男と生まれて武道も嗜まず犬も飼わずスウィーツも愉しまないっていうのは、心の貧しさを物語っているよな。
心に栄養が足りていないから、こんなうすら甘い国で(以下略)。
自分の心が痩せたなぁ、と思ったら、どれか一つくらいやってみろってんだよ。
このバカ、犬を飼う金が無い、とか抜かしているくせに、携帯とPCを複数保有するわ、プレステ買うわで、結構リッチなんだよな。
(つづく)