我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

大震災

3月11日に、東北地方を震源とした東北地方太平洋沖地震が発生しました。犠牲者の御冥福をお祈りいたします。


栃木県内も震度5〜6強を記録しました。いつまで経ってもとまらない揺れに、心底恐怖を感じました。

幸い私は娘の卒業式や県立校の合格発表があったため、赴任先の平塚から帰宅して居たため、帰宅難民にもならず、また、地震発生時に家族の安全をすぐに確保することが出来ました。

県内のほぼ全域で停電があり、固定電話も携帯もネットもつながらず、カーラジオだけが頼り。

知人の情報により、コンビニもガソリンスタンドも営業している地域があることを確認して深夜に移動して生活必需品とガソリンを補充することが出来たために、被害に遭った知人にもお見舞いに行くことが出来ました。

当初、4メートル超の津波が押し寄せた大洗漁港に12日に行く事にして居ましたが、一日違いで難を逃れた形。帰宅難民とならずに済んだことと言い、津波を逃れたことと言い、運が良かったとしか言いようがありません。


支部の塾生諸氏にも幸いにして怪我人が無かったとの連絡がありましたが、余震等のリスクを勘案し、日曜稽古会は中止とさせて頂きました。


余震も続いており、予断が許せない状況です。

幸いにして安全を確保された皆様におかれましては、今後も危機管理に留意し、身の安全を確保されますよう、お祈り申し上げます。


また、武道を修業されている方々は被災地においてこの未曽有の危機に際しては、的確な判断と行動力を発揮されて御家族や周囲の方の心の支えとなっておられることと拝察いたします。

一刻も早く、復活への道のりが拓かれるように頑張って参りましょう。