我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

兄貴

昨日、今日と太気拳至誠塾ブラジル支部長の福島正道先輩に御来駕頂きました。

至誠塾には立派な先輩が多々居られるが、私が「兄貴」と慕うのは、この方をおいて他にはない。

武術の実力ももちろんだが、その生き方のスケールのでかさが普通では無い。はっきり言って、浮世離れしている。

兄貴が来ると、いつも睡眠不足である(笑)。拳法の技術論から始まり、世界を股に掛けた交友抄、男としての身の処し方などなど。アタマの回転が恐ろしく早いので、どんどん話題は展開する。

ガンガン持論を展開して行き、「で、お前はどうするんだ!?」と決断をせまる。いい加減なことは言えないし、ハッタリは通用しない。この人と居ると、いつも真剣勝負。

勢いで大きいことを言ってしまったら、必ず突っ込まれる。二人とも酒を飲まないので、「酒が入っていたから」という言い訳はあり得ない。・・・もっとも、私の友人は飲もうが飲むまいが、そういう女々しい言い訳をするヤロウは居ないけれどな。

今回も寝たのが今朝の五時チョイ前。んで、八時前には起きて犬の散歩。そして公園での朝稽古。

先輩の起床を待って、拙宅二階で稽古。そして昼食を取りながら雑談。十分に睡眠を取って居ない私は、カフェインを入れて気合を入れ直す。

夕刻、小山駅までお送りする。

せっかくの休み故、練兵館で剣道の稽古を・・・とも思ったが、やめた。寝不足で地稽古なんかやったら、間違いが起きちゃうからね。

さて、明日は出社だ。教育は寝ておけばいいけれど、取り敢えず朝は起きなきゃな・・・