我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

道を歩む 〜その2〜

小山のカフェ、インテルヴァッロさんの



自己に素直に向き合い、今この一瞬に集中生きていると面白い事が起きる。自分の生きてゆくべき方向性とでも言うべきものが自然に目の前に現れる。

それは自分の顕在意識で考える好みとは、必ずしも合致しないことがある。しかしながら目の前に現れた道の方向性を素直に見つめてみると、その時点での課題を指摘されているかのような、目に見えぬ必然性を感じるものだ。

細胞の一つ一つが声を発しているかのように、必然性を感じ取る。身体全体で今という瞬間を受け止めれば、けっこう感じ取れるものである。

私はどちらかというと「からだ人間」に属する方なので、そんな時には細胞が捉えた直観を信じ、進むべき方向性の分析などは行わない。こんな場面で分析やロジカルシンキングをする奴は「知識がある馬鹿」だ。

知識がある馬鹿は“いのちの声”を無視するということを平気でやる。廃用性萎縮といって使わない身体機能はどんどん衰えて行く。知識がある馬鹿は、感性にも「廃用性萎縮」は起こるということを知らないのだろう。

かくいう私も我が強い愚かな人間であると思う。しかしながら幸いにも歩むべき道があり、導いてくれる師やともに歩んでくれる道友が居てくれる。おかげで愚か者なりに歩みは止めずにやって来られた。

本当に有難いことだと思う。

※のすけ。註)
写真は、小山市雨ケ谷新田のカフェ、インテルヴァッロさんのランチ前菜。
若くてイケメンのオーナー(推定30歳)が、手作りした店。←えぇ感じです。
陶芸作家、南雲英則さんの作品もこちらで購入しました。
次回ママサークルのランチ会もここで行うことにしました。