我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

焼き直し、入りました

使用前


そろそろ焼きなおすぜ、と言っておきながら引越しやら何やら用事続きでホッタラカシテいました。ついに重い腰を上げて、焼き直し、入りました。澤井先生は10年に一度、筋肉の棚卸しをしなさい、とおっしゃっていたとか。

正直言って、「俺には体力強化なんて必要ないね」なんてタカを括っていたところもありました。ところが先日高木先生より「佐藤嘉道先生が、10年後の70歳代を見据えて焼き直しをされている」と伺いしました。

何たる不覚!太気拳の総元締め的存在の佐藤先生にしてこの気合。私ごときが枕高くしている場合ではありません。

私はここ10数年、いわゆる筋力トレーニングはやっていません。ただ30歳の頃、至誠塾入門以前でしたが、フト思い立ち、1.体力の限りサンドバッグを打つ、2.土手5キロ全力疾走する、というトレーニングを一年半ほど行いました。

そんなわけで、期せずして30代入り口の焼き直しは済ませました。身体が欲していたのでしょうか?

私の場合この10年間は、30才の時に鍛え直した肉体で今日まで持っていた、と言えるかも知れません。

9月になると私も40歳。会社も新年度になったことですし、昨日から久し振りに肉体強化に着手しました。

焦らず少しづつ進めて行くつもりですが、“焼き”直しですから精神的にも集中して神経を張り詰めて臨みます。

写真は本日4月15日の“バディ”です。今はまだ結構無駄が多いですが、一年がかりですっかり中身を入れ替えるつもりで鍛え込みます!