我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

生活改善

疲れは週末で抜けたと思っていたのだが、油断したのだろうか夏風邪をひいてしまった。

周囲にも夏風邪君が何人か居たのでうつされちゃったんだろう。月・火と睡眠をたっぷりとったにもかかわらず、ダルいことだること。

今朝の朝稽古を終えても調子が出ないので、思い切って会社はお休み。

稽古の後は風呂に入って即睡眠。起きて昼飯食って洗濯・片付けをしてまた睡眠。

だいぶ回復してきたが、油断は禁物。今日も早く寝る。


そう言えば、佐藤嘉道先生は気分良く稽古するためには、平日は22時には寝るとおっしゃっていたな。

22時だと私には早すぎる。日によってはまだ会社に居たりするからな。

でも抜本的な改善は必要だから、高田馬場の稽古に行く日やよほどのイベントがある日以外は、月〜金はどんなに遅くても午前零時、出来れば23時までには寝ることにする。

ちなみに、肉体の回復に必要な成長ホルモンは22〜26時の間に多く分泌されるそうだから、武術家やアスリートに夜更かしは禁物だわな。


・・・ということで、23時を過ぎたら、家族・友人の電話も、入門問い合わせの電話も一切出ない。昨日も家内からの電話を、一昨日は旧友からの電話を途中で打ち切って寝た。


以前にも書いたのだが、嘉道先生には「45歳までに食を正せ」と命じられたので、改善中である。

食を・・・というのはキッカケであって、本当のところは「生活を正せ」とおっしゃりたいのだろう。


先般ある高名な空手師範が「酒や夜更かしが稽古に差し支えるなんて、ちいせえ事言っているんじゃねぇ!」とコメントされているのを見た。


これ、ある意味同感だ。旧友と久しぶりに会った時にまで「11時には寝るから」なんてことは言わない。もともと私は付き合いが良いほうである。


しかし、生涯に亘って武術を磨いてゆこうと望むのならば、深酒遅寝を毎日のように繰り返していてはダメだ。上述の成長ホルモンのこともあるし、神経がダメになるからね。

・・・さて、明日の支度をして寝るとするか!