嶋田選手の応援に行きました
交友頂いている嶋田雄大選手の試合が、昨日1月11日、ボクシングの聖地後楽園ホールで行われましたので、仕事を速めに切り上げ、応援に駆けつけました。
ホールに着いた時には前座第二試合が3ラウンドまで進んでいました。
若い選手達が精一杯稽古をして、お客さんの前で戦う。その直向な姿には理屈抜きに打たれるものがある。
相手は日本ライト級8位の岩下選手。この骨のある九州男児は嶋田選手の技巧と強打に真っ向から立ち向かい、勝負は判定に。
終始試合をリードした嶋田選手が大差の判定勝ち。
本人もファンもKO決着を、と考えていたでしょうが、岩下選手が予想外(失礼!)に食い下がったという形でした。
嶋田選手は日本における現役最年長ボクサー。干支で一回り以上も若い相手を終始圧倒する様は、さすがに世界ランカーといったところでしょうか。
スポーツ格闘技、それも減量の伴う打撃系でこの活躍は瞠目に値します。
先般、打撃における貫目倍力の話を書きましたが、ボクシングにおいてはやはり体重・年齢・身長などが勝負において大きな要素です。
嶋田選手の場合、技巧も国内屈指のものがありますが、やはりなんと言っても普段の節制と稽古で鍛え抜かれた強靭な肉体、そしてその肉体を作り上げる意志の強さが素晴らしい。
我々武術家はボクサーよりは年齢や身体条件の壁が低いはず。彼と同じ意志の力をぶち込めば、生涯現役を貫けることでしょう。
頑張らないとね♪
追伸:
富山でテレビの特番が組まれた由。小島支部長が教えてくれました