我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

やっぱ、太気すげえ

単身赴任により行動半径が変わったため、治療院を変えることにしました。今までお世話になった先生には「感謝!」の一言あるのみです。

今度お世話になる先生も、非常にしっかりとした見識と技術をお持ちの先生。超一流と言ってよい。私は人との出会いに本当に恵まれているな、とありがたい気持ちで一杯です。

・・・んで、こっから後はちょっと自慢ね♪


先生と診察室で向き合った最初の一言は、「ベンチプレス何キロ挙げますか?」。分かりません。殆どやったこと無いんで(高校の時に試しにやって100キロは挙げたことがあるのですが)。「え、ウェイトやらないでそんな風になるんだ??スクワットもやらないの?」

そりゃまあ、高校くらいまでは筋トレやりましたけど。「いや、でも維持するのだって遊んでいたら出来ないよ。拳法の稽古だけで維持しているの?」はい。こんなん(立禅)とかこんなの(這)とかで。あと、二人組で手をぐるぐる廻したり・・・(推手)。

先生ご自身がトライアスロンにも出場されており、実体験を踏まえた方。身体に関する見識と眼は超一流です。その先生が「う〜ん。そう言う稽古でその身体が出来るんですか!」と驚いていました。

凄い拳法があるものですね・・・」幸い、パーツはどこも壊れて居ないとのこと。ただ、若干のアラインメントの狂いは生じている由。

「大丈夫、どんどん稽古してください。痛みは出るだろうけれど、出ても壊れませんよ。痛み出ても全部治しますから」おお!ありがたや、ありがたや

ただし、正坐と胡坐はしばらく禁止です!」 あう!剣道で正坐と蹲踞あるんですけれど。「ああ、稽古初めの正坐くらいはいいですよ。蹲踞も良い稽古です。長時間の正坐は完治まで禁止ね」 ・・・あい(涙)。


帰り際にまた一言。「治ったら、短距離走に挑戦してみてください。速いはずです」 あ〜、昔はね、これでも脚は速かったんですよ。「まだまだ相当早いはずです。大きなパワーが出る脚をお持ちです。」

う〜ん。希望湧いて来たぞ。今度も良い先生に巡り合えて良かった!

身体のことについて知りつくした先生が驚いて下さった肉体は、高木先生や諸先輩方と手を合わせる中で培ったもの。そりゃまあ、上には上が居ることくらい知っていますよ。俺の身の回りにも、ごろごろ居るし。

でもね、わしゃ声を大にして言いたい。


やっぱ、太気すげぇよ!(山本KID風に)