我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

上達の原動力

水曜の稽古は“手足同ゴム歩法”(高木塾長命名)からスタート。詳述は割愛しますが、この歩法はなかなか難しい!“ゴム”になるまでが大変なんです。軸足の粘りを練り上げるには最適の稽古。

ゴム歩法の感覚で各種の打拳を。単独練習の後は二人組でのミット打ち。基本打ちから、懸り稽古方式での打ち込みを行い小休止。入門1年のK君、苦戦しながらも何とかサマになって来ました。

休憩後、掌打合わせ数種類と推手を行い、稽古終了。日曜とは打って変わって気温が下がってしまったので、組手は行わず。避けられる怪我は、避けましょう(笑)。

私のところは、遠くから通って下さる方が多い。小山支部と言いつつ、実は市民は私とYさんだけ。県外在住も二人いるのだけれど、熱心に通ってくれる。

昨年入門のK君は御近所の野木町在住。作業療法士をしているので、シフトの合間を縫って稽古に来る。

上達する人間にはいろいろなパターンがあるけれど、金も時間も熱意もあって若い・・・という至れり尽くせりの人間は殆ど居ない。金も時間も若さもあれば、違う事やるかもね(笑)。

冗談はさておき。

忙しい合間を縫って稽古する。その熱意が上達の原動力になると、つくづく感じます。熱意・集中力・観察力・・・大事ですね。