我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

身体の中身

五合打ち@円仁庵


妹の夫の父が亡くなり、福岡まで行って来ました。末期ガンで「余命幾許も・・・」という状況になっていたので、いつでも行けるように準備はして居た。

6日は朝3時過ぎに家を出て羽田空港へ。羽田から朝一番の便で福岡入り。福岡市内の葬儀場にて親族のみの葬儀となりました。正確には兄弟の配偶者の親は親族にはならないのですが、まぁ、最後のお別れですのでお邪魔してきました。

無事葬儀も終わり、今日の午後帰宅しました。昨日は夕刻より携帯のバッテリーが切れてしまい、連絡を頂いていたにもかかわらず返信できなかった方が数名いました。この場を借りてお詫びします。

さて、本日は水曜日。定例の水曜稽古会を自宅にて実施しました。今回のテーマは勾圭試力(揺)の身法と縦の身法、そしてそれらを応用した打拳。

上記を十分練った後、この身法を応用しての相対稽古。直突きへの対応を題材にして二人組での稽古を繰り返し行う。最後は推手で締め。久し振りに単推手を行う。

皆、良い感じで腕と背中がつながって来ている。見掛け上同じことをやっているようでも、一年前とは中身がたいぶ違う。身体が充実して来たのでしょう。

基本稽古の成果が出て来た。普段、口うるさく言っている甲斐があります。コツで究められるほど、武術は、太気拳は甘くないわけで、なんといっても身体を作ること。話はそれからだ(笑)


【今日の1枚】
 帰りに食べた円仁庵(岩舟町)の五合打ち盛蕎麦。大ザルの3倍の値段ですから、食べ応えあります♪
 これに野菜天婦羅を添えて、お腹いっぱい頂きました。蕎麦を力いっぱい食べたい方にお勧めだね。