我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

打拳

寒くなりましたね。太気拳は動き始まるまで、静功(一定の姿勢を維持して内面を練る“静”の稽古)と慢練(ユックリ動く稽古)が多いから、この季節、寒さ対策は必須ですね。


【今日の支部稽古会の練習内容】
 1.ウォームアップ兼ねて練(ねり)と想定して一人で動く稽古
 2.打拳の発力を練る稽古
 3.推手と逆手を題材に、接触状態からの力の伝え方の検証
 4.攻防練習(神経と呼吸を重点に)


先日足裏の話をしましたが、ご交誼いただいている空手の先生より、小指球についてSNS経由でコメントがありました。太気的身法で打拳を行うためには、足裏三点(踵・拇指球・小指球)とその内側にある三角地帯の使い方を心得ることが、必須です。

試力の足・脚遣いをどのように伝達させてゆくか。これが出来ると打拳が変わります。ただし、一朝一夕には出来ませんので、体慣らしを兼ねて私の稽古では現代空手的な突き方もたまにやります。


自主稽古の音頭取りをしてもらっているM君は、この身法も相当できるようになりました。これが出来ると、掴み合いながら打てるようになります。他にも理解できるところまで来ている方もいます。刷り込みができれば、ガン!と伸びます。


楽しみです!



太気拳至誠塾栃木県小山支部は、太気拳を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。
また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております

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