太気拳布教活動 in 神戸＆淡路島

8/20（木）23時就寝・24時起床。21日午前1時半に小山を出発して一路淡路島へ。先般お伝えしました通り、イベントとしての淡路島合宿は中止しましたが、家内の祖母の家と実家がある淡路島・神戸への帰省を兼ねて、彼の地にて太気拳講習を開催しました。

8/21（金）11時半に淡路島の家内祖母宅に到着。休憩をはさんで10時間の旅でした。友人である剣護身術神戸支部の安部支部長に合流頂き、さっそく太気拳のプライベートレッスン。前半は約１時間半。昼食をはさんで午後は３時間半。合計５時間。

＜稽古内容＞
　立禅（ゆり）〜揺（ゆり）・・・筋骨格の動きから導き出す六面力
　這（はい）・・・地と人（じん）の直結。軸移動。身法・歩法の基礎
　練（ねり）・・・体重移動・軸の変化・手足腰一致による必然の動きを導き出す
　推手（すいしゅ）・・・前捌きにおける空間把握（人＝陣）・手の利き・力の出し方など

事前に私のDVDを購入いただいて予習してもらっていましたし、何より安部氏は武術の指導者ですので、かなり突っ込んだ内容の稽古が出来たと思います。剣護身術は大東流合気柔術をベースにした護身術ということで、推手に非常に興味を持っていただきました。推手を単独で行っても単なる「組み手争い」に成るだけなので、立禅から体験して太気拳の根幹部分の理解を踏まえてお伝えしました。

翌22日（土）は１９時より神戸市の王子スポーツセンターにて剣護身術神戸支部主催で『太気拳スペシャルセミナー』を開催。メインの参加者は安部支部長の生徒さんですが、中には京都・名古屋からお越しになった方々も・・・。

実施項目については21日と同じですが、持ち時間が2時間と限られていましたので、細部にはこだわらず骨組みをしっかりお伝えしました。剣護身術さんは捕り手系の技術がメインになるので、推手にもっと時間を割きたかったのですが少し足りませんでしたかね(-_-;)
独自のグラップリング（組技）を稽古されるという事なので、推手を応用した組討への対応例をお見せしました。

念のために申しあげておきますが、これは推手を応用した立位の組討練習。剣護身術 vs 太気拳ではありません。あくまで稽古の一場面であり、太気拳技法の紹介です。
太気拳は世間で言う「打撃系」の武道という認識があるようですが、立禅・這・練などの基礎練法で練り上げた動き・力を、様々な状況下で活用して全局面で身を護ることが求められます。
全局面対応とは格闘技法を寄せ集めることでは無く、あらゆる局面に応用できる原理原則＝基本を練り上げ、変化＝応用のさせ方を学ぶことです。その過程で心身の可能性を多角的に探究しますので、打撃系武道・格闘技はもちろん、柔術・合気系武術を学ばれる方にも太気拳の稽古は有効であると存じます。
稽古後は懇親会。阪急花隈駅そばの韓国系スープ料理のお店で大いに盛り上がりました。


幸い大好評でしたので、来年もお呼び頂ける由。

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太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太気拳とは＞
　中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。

☆太気拳とは（詳細版）：http://taikiken-tochigi.jp/taikiken/

☆活動に関するお問合せはこちら：http://my.formman.com/form/pc/AntTny9AIWHChfRQ/