我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

本年最後の水曜稽古会


今日は本年最後の水曜稽古会を行いました。次週23日は忘年組手に参加しますので、水曜の稽古そのものは今回で終了です。参加者はM君・Mさん、そしてAさん。

立禅・揺・練、そして打拳などを行って、すぐにミット打ちや攻防練習といった相対練習に時間を割きました。組手に備えて攻防のカンを磨いておくためです。

組手の準備とは言っても、普段の動きや稽古から丸っきり離れた稽古をしているわけではありません。普段は基礎・基本に時間を割きますが、今回は普段練った動きを攻防に生かすための作業という位置づけになります。

皆、なかなか良い動きをします。稽古の成果が目に見える形で実を結んでくれることほど、私たちにとって嬉しいことはありません。

小休止の後に掌打合わせを数パターン行い、最後は組手。お約束通りヘルメット持参で来たMさん。ヘルメット用にスーパービバホームで生地の厚い防寒手袋を買って来ましたので、軽めにやれば最低限の安全性は確保できるかな?でも、頭突きは禁止ですよ!

Mさんのお相手を務めましたが、守りが固くなって来ていますので、護身法の稽古として十分に効果を上げて来ていると感じました。

Aさんも堅実な動きをします。今回の東京での組手は残念ながら参加されませんが、上達の様子が見て取れる動きでした。M君と組手をやってもらっても、良い攻めを見せて居ました。

M君はMさん、Aさんに胸を貸しました。私とは2回稽古しました。ちょっと意地悪をして、彼の動きの盲点を強襲してみました。本番前にこう言う仕打ちを受けておけば大丈夫!・・・かな。強い人に胸を貸して頂けると良いね!

明日は本社に出張。明朝は早めに起きて、資料づくりだな。ぐっすりと眠っておかないとな!