我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

追いつめられると・・・


今朝の会議に備えて早朝より打合せ資料準備を開始する予定でしたが・・・、朝の光を感じて起床しました。ということは、はい、7時半近くまで寝て居ました!何もやっていません!!

月初限定ながら2ヶ月前からやっている仕事ですし、日々の業務の合間を縫って昨日までにある程度調べ物は済んでいたとは言え、前任者から引き継いだ業務の“膿み出し”が議題です。会議の席上できちんと順序立てて喋るための準備は不可欠。

犬の散歩は家内に任せ、とにもかくにも遅刻しないように出発。

幸か不幸か、少し時間があります。リーマンショック以降、東京の本社への出張は、朝一から業務開始で無い限りローカル線での移動が原則となったためです。

グリーン車に乗車して資料を広げ、必要な部分を斜め読み。意識が高まっているため、必要なキーワードがどんどん眼に止まります。それをメモ用紙に書き込み、資料を手直しし、相手の質問を予想して解説のバリエーションを用意する。

上野までの80分弱の間に、何とか考えをまとめて会議に臨むことが出来ました。一日がかりの長丁場でしたが、アシストしてくれる女性社員の手際の良さも相俟って、重いテーマながら解決に向けての進展が見られる実りある時間となりました。

やはり、人間、普段から意識を注いでいるモノに関して言えば、追いつめられると閃くものなのかも知れませんね。

稽古もそうです。本当に睡眠時間を削ってまで仕事に注力して居る方はさて置き、多少忙しいくらいで時間が無いとか言っていては駄目ですね。時間がなければ無いなりに、自分を追い込んでみることですね。

道場稽古だけが稽古ではないわけで、道場にいけなければ一人稽古をやれば良いんです。出来ないって?それはその道を実はそれほど好きでは無いっていうことですよ。