我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

24時間切りました

三匹で仲良く遊ぶの図


私の30歳代も、あと24時間足らずとなりました。出来れば30歳代最後の24時間はずっと起きて居たいのですが、明日は大事な仕事がありますのでそろそろ寝ます。

体力的には30歳になったばかりの頃よりも、今の方が良くなっている部分はありますが、やはり新陳代謝などは当社比で見れば落ちているようです。

仕事的にも武道的にも、総合力では上がってきているので、40歳代も楽しく過ごして行けそうです。楽しい30歳代でした。色々ありましたがトピックスは何と言っても、太気拳と出会い、そして自分が指導するようになった、ということでしょうか。

いろいろな出会いに感謝です。

水曜でしたので、支部の稽古会を実施しました。先週同様に発力とそれを支える重心移動やら股関節の使い方などを中心に稽古。

推手・掌打合わせと相対稽古を行い、最後は組手。組手はM君、Fさん、Aさんを相手に2分弱くらいずつ行いました。

F・Aの両氏は間合の取り方が、M君は一歩進んで手の位置が動きの中で調整が出来るようになって来ています。彼らが進歩すると、こちらは入りたいときに入って押し切って打つ、という強引な動きは出来なくなります。

生徒や後輩と稽古する場合、勝敗ではなくプロセスを大事に稽古しないと、同様の実力を持った人には必ず負けてしまう羽目になります。この“プロセス”については細かくは言えませんが、分かる人にはわかるものだと思います。

いずれにせよ、30歳代最後の組手は大変面白いものでした。40歳代の組手もきっとおもしろいと思います!