我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

さようなら三十代

玄関でおすわり(大和号)


今日は、三十歳代最後の日です。3600日余りですが、過ぎてみればあっと言う間。もっともこれは「過ぎてみれば」ということであって、実際は色々な事がありました。

無理がたたって人生で初めて入院したのは、31歳ごろのことでした。退院してしばらく身体を休めてから太気拳に入門し、航空機での機中泊を除いて、一日として稽古を休まずに続けて来ました(日誌をつけていませんので定かではないですが、休んでいないはず)。

ひとえに高木先生と諸先生・諸先輩方の御指導の賜物です。そして勿論、忘れてはいけないのは家族の理解と協力があってこそ出来たことです。

特に小山への転居後は、東京での稽古と少年部指導、そして地元での支部活動と週末も稽古漬けの生活を続けて来ましたから、家族にはいくら感謝しても足りません。

明日から40歳代ですが、特に抱負はありません。抱負や「志」は少年時代に描いておりますから、今は足許を踏みしめて淡々と歩くだけです。自分の周りに居る人達を大事にして、天が自分に与えてくれた“役”を忠実に演じて行きます。

神様が私に人並み以上の体力と気力、笑顔で迎えてくれる家族&愛犬たち、そして素晴らしき師や仲間を与えてくれたことに、心から感謝しています。

明日から40歳代です。大還暦まで生きるつもりで居ますが、人生、太さは決められても、長さは自分で決められませんので、平均寿命で考えたら折り返し地点です。

あと30分ほどで、楽しかった30歳代が終わり、40歳になります。気力・体力はますます充実しています。事を成すのはまだまだこれからです!

のすけ。註)

本日の写真、玄関で神妙にお座りする大和号。
耳が片方だけ立ってるのがカワイイッ!!