我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

軸はブレ無い

俺のこと言ってるの?



昨日の水曜稽古会は雨天のため拙宅の二階にて実施。参加者は5名、私を入れると6名での稽古ですので、二階の稽古部屋(16畳)では狭い。

そんなわけで雨天時は大きく動く稽古は出来ませんが、テーマを絞って細かく説明をすることにしています。今回のテーマは揺(ゆり)と打拳。

足腰の決め方、体重移動、力の切り替えなどをじっくりと行う。基礎・基本は正しく大きく、そしてゆっくりと稽古する書道家が運筆を練るのと同様に丁寧に運足や体の運用を練る。

こう言う稽古は何段になろう何歳になろうと同じです。出来る人間と出来ない人間が居るのではなく、やる人間とやらない人間があるだけ。

やらなければ何時まで経っても出来ないし、やればいつかは出来る。出来るようになるまで、先生に頂いたものを愚直にやる。出来るようになったら、それが自分の型になるまでやる。

自分の型になったら、それが誰にでも通用するほどのものになるまでやる。・・・そうすると、ずっと稽古していられるな!

私は稽古に関しては、軸はブレ無い。軸がぶれると、世論や流行り廃りに付和雷同することになる私は天才では無いから、卒業が無い。正しく大きく、じっくりとやる。


【今日の1枚】
付和雷同すると、こんな広告が気になって要らねえ本を買っちゃうんだよね♪あ、クビにはなってないですよ。まだ(笑)