我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

パイルダー・オ〜ン!

今日も業後に平塚球場の横で稽古。休憩時間に電話が。プロボクサーの嶋田雄大さんから。プロレスラーのミノワマンとの山篭りから帰ってきた由。

蓼科の山中で走りに走ったとか。徹底的に身体をいじめ抜いたのだろう。声に自信と気迫が漲っている。

標高1500米で800米ダッシュを13本行ったのだとか。一本が3分弱で、1Rと同じ。世界戦12Rより1つ余計にやったというわけ。

唖然とする私に「世界戦の前は、もっと走りこみますよ。命を懸けます」

39歳ですよ。ボクシングの世界ランカーってのは化け物だね・・・。

「走るのは運動の基本ですよ。ボクシングの練習をやるのはアタリマエ。実戦に臨むには身体を作らないと!

そうだよな。拳法はボクシングとは違うけれど、達人レベルになろうと思ったら、若い時期には身体いじめて研ぎ澄まさないと駄目だろうね。

高木先生も、体・技・心 っておっしゃっているものな。まずは身体を徹底的に練り上げないと。

嫌われるの承知で書くけれどさ、太気拳だから楽な稽古で強くなれる、なんつーのはあり得ませんから!

年取ったら体力衰えるから云々・・・を若い人間が言うなよ。若いうちに虚弱だったら、年取ったらもっと弱いにきまっているだろーが。太気云々の前に、人間の自然な摂理だろ??

楽こいて強くなろうと言う発想が、すでに「太」気拳じゃないだろってえの!

・・・いや、すまん。今日は刺激を受けちゃったから、稽古に一段と気合が入っちゃってサ、まだ余韻がさめないんだよね。

ん〜!強い男と話すと、こっちもビシッ!と気合入るね!!・・・なんちゅうの、

パイルダー・オ〜ン!ってとこだね

稽古後は、近くの天然温泉でさっぱり。カキ氷まで食べちゃった幸せな島ちゃんでした♪