我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

瞬発力

今日は小山の花火が行われる予定だったため、町の混雑を考え剣道と夕刻の支部稽古を行わないことに決定。

朝稽古を済ませてから佐野のアウトレットとワークマンで日用品と稽古用品を買い出しして、珈琲音(かひあん)でお茶。


結果的に花火は天候の関係で延期となったが、時間が空いたため結城ジャズフェスティバルにお出かけ。


お祭りが終わって夕食。最近知ったインドカレーの店に行く。ずいぶんと騒がしい。何か部活の集まりのようだ。


部活の集まりには芸がつきもの。何人か芸をやるために前に出てくるが、出てきてから躊躇し始める。で、皆に促されて始めると、これがすごくツマラナイ!!なんなんだ、これは!

で、ふと思った。もし部活の集まりだとしたら、きっとすごく弱い部活なんだろうな。


芸が内輪ネタ・芸能ネタなのはしゃあない。でもなー、ホントに面白いヤツがやれば、内輪ネタを赤の他人が見ても面白いもんだぜ。


そして、強い部は、芸やしゃべりが面白いヤツが多いね。全員が、とまでは言わないが、小山第三中学の剣道部の芸は面白かったな。

心身に瞬発力があるとネタも切れるね。好奇心や観察力も旺盛だと勉強でもスポーツでも“うだつ”が上がる。

俺は何やってもうだつが上がらんなー、なんて思えたらそこを疑うべしだな。

でもまーアレだ、人間の能力なんてそう大して変わらんから、意識を持って鉄は熱いうちに打てばなんとかなる。

ワシらなんかの学生時代にはサ、先輩の前でツマラン芸なんかやった日には悲惨だったからなー。追い込まれれば、人間、何とかするもんだよ。


若い衆は心と体の瞬発力を鍛えてくれ!


体育会的理不尽さは、程度問題ではあるけど、心身の瞬発力を練るには最高の試金石ではあるな