我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

部分疲労

稽古場に行ってみると、見覚えのある顔が。近づいてみると、久々に登場のYさんでした。ほぼ3か月振りに登場となったYさん、お仕事は自治医大の先生をされています。2学期がようやく終了し、時間が取れるようになったのだとか。

よかったですね。私は月初3稼働日目までは、経理に報告する書類の作成で大忙しとなります。そんな日は帰宅後、すぐに運動を始めます。数字とにらめっこしたら、脳が部分疲労を起こしてしまうので、身体の他の部分を働かせてやる必要があるのです。

脳も当たり前ですが身体の一部です。アタマだけ使う、ということは、身体の部分披露に繋がります。部分疲労を無くさねばなりません。

ピシッと稽古した夜はよく眠れます。太気拳の素晴らしさは、ただ単に組手が強い、ということだけではなく、身体に自然性を持たせてくれていること。

毎朝の稽古には、そんな愉しみもあります