我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

忘年組手10日前


昨日の東京での稽古でチト張り切りすぎ、背中と肩・腕回りに疲労がたまったまま日曜稽古会に出掛ける。今日の参加者は、Mさん、M君、K君の三名。若手二人は、忘年組手に参加する予定。

気温が低いので、十分に時間を掛けて身体を起こして行く。当支部では、柔軟運動やコンディショニングは重要視している。可動域云々より、いかに関節がスムーズに滑るか、ということに重点を置いて身体を動かす。

稽古はやや組手を意識した内容で進める。もっとも、普段の稽古の積み重ねが大事であるし、忘年組手はごく短い手合わせなので特に緊張したりする必要も無い。ましてや、この期に及んで特訓など言わずもがな。怪我などしてもバカらしいですからね。

特にK君は今度の忘年組手がデビュー戦なので、経験を積む、というくらいのつもりで気負いなくやってもらえればいいと思っている。彼は、ここ数稽古に来られなかったので、相対練習では足の運びと間合いを重点的に注意して行ってもらう。

組手に近い稽古を行うと、M君とMさんはそこそこ良い動きを見せる。肩の力が抜けて来ている感じで、ある程度安心して見て居られるようになっている。

多少、息が上がる程度に動いて攻防を展開し、最後は接近戦でのコントロールを稽古して、稽古会は終了。

水曜はいつも通り、雨が降らなければ公園での稽古です。水曜と次回の日曜は、目慣らし程度に軽い組手を少しやりましょう。

私は今回はどうしようかな・・・。怪我の状況は大分良いし、せっかくのお祭りだから参加したい気持ちはあるのだけれど、出る以上は恥ずかしい組手出来ないからね。

まぁ、当日まで保留かな