我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

週末の稽古

前日は3週間ぶりの剣道。日ごろは太気拳の稽古を終えてから、手の内の鍛錬を兼ねて木刀と竹刀を振るのみ。

対人稽古は基本打ちすらやらない、というかやれない。

ただでさえ金が掛かる二重生活。赴任先でも稽古する場所があれば良いのだが、防具をもう一式買って、平塚でも月謝を払うという余裕は無い。

第一、換気が悪いレ○パレスで剣道具を保管するなんて、あり得ない。

さて、剣道をやった翌日は神経が鋭敏になるのか、太気拳も調子が良い。

この日の日曜稽古会、塾生の参加者は二人だけ。MMコンビと勝手に呼んでいる出席率トップの二人組。

屋外稽古は有料施設と異なり時間の制約が無い。何だかんだで4時間。

立禅・這・練・基本打ち・懸かり稽古・袋竹刀・推手・組手・・・と一通り。本当に一通りやるっていうと、これくらいは普通に掛かる。

忘年組手に出るma-shimo君には、詰めをやや厳しく要求する。

懸かり稽古でみっちりしごいた後だけに、体力的に厳しかったかな?でも、彼は黒帯なんだからアタリマエだよな。

もう一人のMさんも、来年の昇段が視野に入っています。年が明けたら、黒帯に相応しい基本の習得をテーマにガッツリ稽古しましょう!

黒帯は憧れられる存在じゃないとね、うん。