我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

水曜稽古会(4/9)

海外出張を控え、準備が段々と慌しくなって来た。稽古に遅れて支部塾生に迷惑は掛けられないので、とにかく効率とスピードアップを心がける。

若干の残業はあったが、残りを翌日に回せそうなところまで来たので退社し、チャリで城東公園へ向かう。

三々五々に塾生が集まり、稽古開始。先日入門のMさんもみえている。

学校も会社も新年度となったことだし、前半は立禅・揺・這といった太気拳の基本について復習を行い、体重移動による直突きへの対応を行い、そして後半は、日曜にも行った擦り上げる差手での受け⇒攻めの動きへ。

この動きは色々な要素を含んでいて、奥が深い。これは実用を云々してツマラナイこじ付けのような動きをでっち上げるより、先般も述べたが「型」として動きを練るのに向いていると感じる。

小休止の後、YSさんの質問を受けて這の解説を再度別角度から行い、最後は推手で締めた。手が強くなって来ているYSさんとAさんには、今日から、推手の際圧度を掛けてもらうようにお願いした。

今月は、基本の再確認と差手をテーマに進めてゆきます。