我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会(4/6)

正拳を捌く


きれいに晴れた日曜日は絶好の太気日和。お花見客を避けて、県南体育館ではなくご近所の犬塚公園で稽古することにした。

朝、犬の散歩の際に空いていることを確認したのだが、甘かった。隣の金山神社境内でお花見会になっているではないか!まぁ、しゃあない。邪魔にならないところに塾生諸氏の車を止めさせてもらい、稽古開始。

前回体験されたMさんが正式に入門されたこともあり、また、他の塾生にしても基礎固めの段階であるので、立禅・揺・這・練・・・と太気拳の基礎を再確認。

そしてこれらの稽古によって培われる体重移動を確認する意味で、約束組手形式での相対稽古を行う。メインテーマは正拳攻撃への差手(さして)。

これは、正拳への対応そのものというだけではなく、半分以上は“理合(りあい)”の体感・体得が目的。これに時間を掛けて稽古し、最後は推手、そして掌打合わせ(正面定歩・前後進・応用編)でシメた。

応用編は蹴りや投げが無いだけで、自由攻防にやや近いので、創設当初からいるM君だけと行い、他のメンバーには見取り稽古していただく。

乗りに乗ったので、予定を40分以上超過して終了。取りとめなかったかな、と少し反省。

東京で練士五段になられた先輩方の祝賀会があるため、昼食は摂らずに帰宅(出来るだけ昼食を皆さんと食べるようにしている)。一路、東京へ向かった。