我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

遠方ヨリ朋来タル

集合写真


5月3日はここ小山にて、太気拳至誠塾本部塾生有志および山形支部長を迎えての合同稽古会を開催しました。東京から7名、山形支部長、そして小山は支部塾生4名と我々夫婦の6名、総勢14名のにぎやかな稽古会となりました。ここ小山での参加者数としては最多記録です。

小山は休会中の生徒を入れて8名の会員がいますが、出揃うことはまず無く、私を入れて5〜6名ほどで稽古しています。

稽古は定番の立禅・揺をおこなった後、東京の有志で棍法が出来る人が居るので、皆でちょこっとやってみました。私は空手の棍や日本式の杖は稽古したことはありますが、中国式(と言っても色々あるでしょうが)は初めて。

まぁ棍法の稽古というより、いつもと違う切り口での基本の体動の検証といった感じで小1時間ほどやって、拳法の稽古に。単独練習は練を一通りおこない、打拳と歩法。

一息入れて組稽古に移る。推手と掌打合わせを全員と行い、打拳と蹴りの防御。動きがこなれたところで、組手。

今回は来年奥入昇段が予想されるM君に連続組手をやってもらうことに。HPで稽古日誌を寄稿しているK君も、「Mさん一人にきつい思いをさせられないです!」と連続組手に立候補。

M君は休憩を挟んで3人を二回、そして最後に2人、合計8人をこなした。K君も6人くらい行ったはず。山形支部長や怪力Mさん、館長ことIさんといった強豪相手によく頑張った。

私も足の怪我がだいぶ治ってきたので、「リハビリ代りに少しやるか!」という気持ちになり、二人との組手含めてのべ8人行いました。

M君の組手の出来は上々。今日のメンバーであれだけ出来れば、今後一年基本の充実を心掛けて心技体を練れば、黒帯として恥ずかしくない遣い手になることでしょう。

稽古後は皆さんを温泉に案内し、7時から市内のタイ料理店「バソップチャイ」さんで懇親会を実施。美味しい料理&飲み放題を愉しむ。

食べることが大好きな皆さんからも大好評。ナムちゃんはお店に居た3時間半で「美味い!!」の台詞を107回ほど発していた。ナムちゃんは飲むと階段を転がるらしいのですが、今回のお店は一階にあるの大丈夫。個室を取ったので、万が一「草磲君」が出てもたぶん・・・大丈夫!

ですが、皆、明るく楽しくちょっぴり羽目を外しながらも、紳士的にお酒を楽しんでいました。塾内の色々な「勇者」の伝説も飛び出し、夜は更けゆくのでした。

何しろ、時間と費用を掛けて小山まで稽古に来て下さった皆さんに、感謝感謝、であります。今後ともよろしくお願いいたします!!