我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

表現の不自由

太気拳とはカンケー無い話を。

所用があって上野の不忍池付近を歩いた。休日とあってか出店が多く活気あふれる様子で、久しぶりに歩く都内の空気を気持良く吸った、と思った瞬間、物凄い勢いで張り上げられる素っ頓狂な声。

どうやら上野公園水上野外音楽堂でライブをやっているようだ。それにしても、聞くに耐えない音声だ。ひどい、酷過ぎる!耳が腐る!!

音程が激しく狂っている。声量がない。節回しに情感なし。伴奏も最低。それから・・・。

あのなぁ!なによりココは「公」園だろ?せっかくの休みにお前らの雑音を聞かされる者の身になって考えろよ!見せモンならば、イヤなら見ないっつう大人の対応するけどな、音はイヤでも聞こえるんだよ。

夜の駅で下手糞な歌や楽器やるやつも同罪な!練習は内輪でやるように!ダンスは下手クソなヤツでもイヤなら見ないで済むから許す!

下手な音楽っては珍走団(=暴走族)並の公害だ。ライブは身内で密閉された空間確保してやるようにな。上手くなってから外でやれよ。頑張ってくれ!

表現の自由」っつうのはワシャ認めん!んなこというヤツは徹底的に差別するぞ。

公の場で表現するには、するだけの資格ってもんがあるんだよ。「芸」になっていないヤツはその辺自覚して、周囲に迷惑かけねーよーに取り組むように!

まあ、アーチストってのは差別・白眼視に耐えて強くなるみたいな面あるんだから、みんなもっと差別しないとカワイソーだよ。成長できないじゃないか

結論:皆で温かく見守るから、いい音出せないんじゃないの?