我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

前橋稽古会

日曜日の定例稽古会は、群馬県前橋市に出稽古に行きました。


私の“兄貴”である福島正道サンパウロ支部長が一時帰国されており、群馬県渋川市の御実家に帰省されていますので、前橋支部の大村支部長にお願いして福島師範をお招きしての合同稽古会をアレンジしてもらいました。


十分睡眠をとって朝稽古して、群馬に向けて出発!北関東自動車道が出来て便利になったのですが、私は群馬に住んだこともあり国道50号に思い入れがありますので、今回は高速を使用せずに向かいました。


久し振りにお会いする福島さんは相変わらずエネルギーに満ち溢れています。前橋・小山のほか、東京からも有志が参加。

立禅のあと、推手を。久々の単推手。延々と続きます。双推手、これも延々と(笑)。みんな〜!体力は大丈夫ですか〜♪


大村支部長と私は特に厳しく優しく御教示いただきました。正直、お会いしていない2年間で福島師範との差を縮めた自負はありましたが・・・力関係は変わらない(笑)。うれしいような、悲しいような・・・。

続いて短刀捕り。これも延々と(笑)。福島さんの辞書に「ちょっと稽古」というのは在りません!徹底的に仕込む!これがこの先輩の愛情です。その愛情を一番頂戴しているのはこの私だと、勝手に自負しとります。


治安の悪いブラジルで、100キロを超える巨漢を相手にして稽古指導しているだけに、技術や戦術の追求に余念がないことが、言葉やしぐさの端々に見てとれます。

3時間たっぷり推手と短刀捕りを稽古して稽古会終了!

稽古後は前橋市内で懇親会。技術論はもちろん、ブラジル裏事情など濃いお話を堪能しました♪