我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日本人の9割に英語はいらない

今日は多くの企業で仕事始めでした。お仕事ご苦労様です。私は今週いっぱいお休みさせていただきます。カタジケナイ!


さて本日のお題。朝稽古の後、埼玉の秩父まで墓参に行たんですが、途中久喜駅構内の書店で見つけた本の題名です。


買いませんでしたが、表紙や目次を見た限り、著者の言っていることは全く同感。

社内公用語を英語にするとか、小学生から授業で英語をやるとかバカでねーの?って思っているんだけれど、私が言うと単なる“アヤつけ”になっちゃうから偉い人が言ってくれると留飲下がるね!


私自身は下手だけれど少しだけ英語は遣う。「どこで学んだの?」とよく聞かれるが「学校でやったジャン」が答えだ。

正直言うと中学から19歳ぐらいまでは英語をまじめに勉強した時期があるので、その貯金で細々と遣っている。


松本道弘さんという海外経験がないのに同時通訳になった英語の神様とでも言うべき方が居て、一時期随分と影響を受けました。

しかしですね、私の友人には帰国子女や留学経験者が結構居て、国連職員とか外資系金融機関のマネージャとか大学教員だとか、そういうのがごろごろ居るんですナ。

中には中学生で英検一級に軽々受かったヤツまでいるので、「コイツラには絶対勝てん」と分かるのに時間はかからなかった。


一応は勉強しただけに判断は早くって、「英語で人生切り拓く」という大それたことを考えずに済みました。


それにね、英語を使ってコミュニケーションするケース、例えば外交にしたって英語力よりも“伝えるべき内容”の有無が問題でしょ。もっと言えば“人間力”が大事なんじゃないですか。

国際人だか地球人だかを気取って海外に出たとしてね、武道・能・歌舞伎・古典・神道・・・といった日本の文化や歴史をな〜んにも知らないヤツが、英語だけ喋れたとしてどうすんの?リスペクトされるとお考えですか?


頼むからそういう日本音痴なヤツはサ、日本代表として留学したり駐在したり、ましてや外交の場になんか立たないでくれよな!国の恥です!


文句あるやつはかかって来い!腕でも口でも受けて立つぜ。・・・なんちて♪

冗談です。大義もなく金にも名誉にもならないケンカは、致しません(笑)