我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

熱いうちに打て

新入社員に全く使えないゆとりのオタクが居る。

そりゃまあ、新入社員だから使えないのはアタリマエ、とも言えるが、こやつは使い走りすらまともに出来ないうえに、口の利き方を知らない。


飲み会で私の質問に対して「ちげぇよ」と言い返しやがったので、即正座させて小突き回した。

自分に言われたわけではなくてもこの「ちげぇよ」という腐った表現を聞くと、カチンと来る。ましてや年下に言われた日にゃあ・・・。


こいつの出身校はバカダ大学ではなく、慶応。世間的には立派な大学ですな。


余談だが、私の周囲では早稲田出身者に口の利き方を知らないやつが多い。


会社の後輩の早稲田クンは北陸の○×市長の息子なんだが、こいつも酔って失言したんでオタマでチゲ鍋のスープを掬ってぶっかけてやった。


慶応大出身者は飯をおごってくれたり、デートに応じてくれたりするので好感を持っていましたが・・・慶応にも偏差値高いバカが居ましたね(笑)。


はっきり言って、体育会の一年生のほうがよっぽど使えるね。

でも、それとて最近はどうかな?

セレクションで入れている部活はともかく、私の在籍した部活は普通の生徒をだまして入部させていたからな。一般学生に体育会系の気質を叩き込むのは無理かもね。


優しかった先輩たちが、5月の親歓コンパ終わったとたん急変しちゃうわけだから、高校まで普通の生活だった連中は、まぁ、びっくり仰天、騙された事を知るわけだな(笑)。

こうして、あらゆる仕来り(しきたり)を身体で教えていただいて男の子は“男”になって行くわけ。


それでも私はウチの親父のしごきに比べれば、気持ちは楽だったけどね。


まあ、きょう日、「身体で教える」なんて発言しただけで大問題だな(笑)。


だけれど、わからないやつにはそれが一番早いんだよ。やっぱり「鉄は熱いうちに打て」というのが正しいね。


わが社のオタクなんか「まともな口を利く稽古しとけ」と言ったら「はい、徐々に出来るように頑張ります」だもんな。

口の利き方なんて心掛け。心掛けなんかすぐに実行するもんだ。

徐々に・・・とかいっているヤツで実行するヤツは見たこと無い。


アタマだけで覚えたことなんか、実生活では役に立たたないんだけれど、偏差値高いやつに限ってバカのくせにプライドだけ無意味に高いんだよな。

感性が麻痺しているから、無味乾燥な知識を嬉々として覚えられるんだけれど、その辺の感覚、ゆとり君にわかるかな?


わっからねぇだろうな〜