自然の摂理と絆

朝のニュースで聞いた話。

年々下降の一途をたどっていた婚姻率は、震災後、だいぶ持ち直しているそうだ。

一人で居ることの不安や孤独感と言うことを、改めて感じた人が多かったのだろう。

家内は出身地の神戸で阪神淡路大震災に被災したのだが、震災を機に結婚したひとはやはり、多かったと言う。

で、冷静になったときに離婚しちゃったと言うおまけの話もあるのだが。

生活が便利になり女性も男並に稼げるようになって、結婚観やライフスタイルが変わる、とか言われていたのだが、こういう揺り戻しがあるとはね・・・。

個人の価値観とは言え、やはり凡人は家庭を持つのが普通じゃないかね。

自分がどうして生まれてきたかを考えれば、わかりそうなものだが。

まあ、人には中々出来ないような大仕事を成し遂げたり、アートを生み出すような人は、こりゃあ別です。こういう人は結婚云々にとらわれるこたぁない。

でも凡人は何だかんだ屁理屈こかないで、好きになった人と家庭を持って幸せに暮らせば良いんじゃない？

思い出した。昨日、娘と我が家の『小山汚なシュラン』第一位の徳次郎食堂で飯を食っていたときのこと。

ラジオで女性の“大人にきび”の原因はストレス、それも、仕事に起因するものである、と言っていた。

女性が男と同じように働くようになったのだが、これが女性の身体の機能に反するので、身体が悲鳴を上げるのだと言う。

んで、朗々と“大人にきび対策”を述べるのだが、どれも小手先の話だったね。

だって、男並に働くと言う女性の本能や生理に反することやっているのが根本原因だろ？それを止めれば解決するんだって！！それが唯一絶対の根治療法なんだよ。

女性はね、よほど才能がある人以外は９時５時で働いて、さっさといい人見つけて結婚しなさい！

能力主義で女性をどんどん働かせて、女性役員をバンバン生み出せ、とかいっていっておるヤツは亡国の徒です！

色々な価値観が生まれて軸が定まらないヤツばっかりで笑っちゃうよな。お前ら本能が狂っているんだよ！

ある時はキャリアウーマンだ、能力主義だと言ってみたと思ったら、またあるときは“絆”が大事だろ？

まあ、高偏差値のヤツほどバカだから教えておくけれど、自然の摂理に逆らうものはウソっぱちだと思えばいいよ。

そんなこと知っているよ、って言うだろ？その「知っている」けれど実行できないのが偏差値バカの致命的欠陥だよ。
もともと人間には“絆”が大事に決まっているじゃないか。

大きな犠牲を払ってせっかく判りかけてきたんだから、もういっぺん自分にとっての“絆”ってなんだか考えなおせば良いよ。

おっと、自然の摂理に反して遅くまで起きて居ちゃイカンな。

明朝も朝日を浴びて、大地の息吹を感じ取りながら稽古するぞ！