我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

犬並み

家内の主宰するダンスチームが結城祭りに出たので、日曜稽古会の後、結城アクロスへ。

この近隣でも踊りのチームは多い。フラメンコ、フラ、ヒップホップ、ベリーダンスなど、様々なチームが出演していた。

フラのママさんチームで1つ、なかなか上手な所があったのだが、舞台に子供が上がって出演しているお母さんにじゃれついてしまった。

お母さん、あわてて子供を抱き上げて横に移動。そして、旦那さんが子供を受け取りに。

同じことが別の家族で繰り返され、ハッキリ言って舞台は台無し。

親父が来ているんだから、子供をしっかり捕まえておけばいいのに、それが出来ない。

みんなで稽古や曲合わせを何度も行って迎えた舞台だっただろうに、注意力散漫なバカ親父のおかげで、とんだザマだ。

仕事も芸事もスポーツも、出来ないヤツの共通する特徴っていうのは想像力と気配りの欠如だね。

それに子供に振り回されすぎだね、今の親は。


犬だって、“お座り”と“待て”くらい仕込むだろ?我が家では“お手”とか、まして“おまわり”みたいな下品な芸を仕込む気はないが、お座り・伏せ・待て、が出来ない犬は許さない。

最近、犬以下の子供が増えてきたね。ワシャ、公共の場所でお座りや待てが出来ない子供は、まずは優しく注意して、それで言うこと聞かなきゃ叱り飛ばすことにしている。その際、あわせて親もしかる。

迷惑な犬が居たら、飼い主を叱るだろ。それとおなじだっぺ。

世間のバカ親諸君、子供の前でしかられて恥をかきたくなかったら、せめて犬並みのしつけはしておきなさいね。