我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

スペシャルトレーニング

7月に奥入となったFさんが土・日と稽古に参加。前からですが、最近、とみに気合が入ってきた感じ。


群馬の桐生から来ているのだが、土曜の稽古が終ると22時近くになるにもかかわらず、翌朝の稽古にも遅れずに参加している。このまま伸びてほしいですな。


土曜は打法をメインに最後は推手。日曜は打法と扶按試力(写真参照)、そして蹴りへの対応を。

私は参加メンバーを見て稽古内容を決める。たまたま日曜は有段者だけの稽古だったので、かなり踏み込んだ内容に。一つの事から、どんどんと展開させてゆく。


今日は稽古後に皆で昼食に。私はいつも馬鹿話の中にかなり大事な急処ともいえる話題を混ぜる。


身体を動かす稽古も大事ですが、それを実りあるものにしようと思ったら、やみくもに稽古するだけでは難しい。


カレンバッハ先生は飲み会を“スペシャルトレーニング”と名づけたが、まったくその通り。

平素の稽古では話さない事も、飲み会や食事会で話すことがある。私も少年時代から先生方や先輩方にしょっちゅうくっついていたな。おかげで色々と勉強させていただきました。


身体動かさないで飲み会だけ来るようじゃ、せっかくの“深イイ話”も響いてこないだろうけれど(笑)。


あ、でもそういう人のことが嫌いっていうことじゃないんで、気になさらないでね♪武術のレベルと好き嫌いは、まったく別物ですから