我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

朝の恵み

4月2日と14日に触れた食事のお話について、私の話を補って余りある記事がありますので、URLを貼り付けておきます。


記事URL:http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/04/post_d5e0.html


食事と身体作りについては、もはや無知では居られないでしょう。武術をやる者ならば、尚更です。早寝・早起きときちんとした食事は、必須です。

「俺はジャンクフード食っているけれど、大丈夫」という方はどうぞ、ご勝手に。レベルが低い世界で満足するなら、それも良いでしょう。


もっとも、あまり過敏になる必要はない。普段きちんとケアして居れば、時々は、身体に悪いことするくらいでちょうど良いんじゃないか?

私自身、秋月先生がダメとおっしゃる甘いものを摂りますよ。最近は量を減らしたけれどね。美味しいヤツを、少し頂くのが良い。


基本的には早寝の私ですけれど、たまにゃ夜更かしもします。今日も平塚からの帰り、湘南新宿ライングリーン車の椅子を倒してずっと眠りっ放しだったから、多少遅くなるのは大丈夫でしょう。

要はバランスと緩急。緩急をつけるには、タイミングも大きな要素。タイミングを間違うと、心身に勢いが出ない。

私、多少遅寝になっても朝寝ってやつはほとんどしません。朝寝するくらいなら、無理をしても朝は起きて活動して、昼に少しだけ仮眠する。

夜の職業でもないのに朝に起きられない人は、武術においては四流以下に甘んじるべきでしょうね。朝のエネルギーが満ちた気を吸い込まない人間が武の世界で頭角を現すことなんか、じぇったいに、無理(笑)。

『拳聖』で澤井先生が朝まで碁を打って、寝ないでそのまま朝稽古に入られるという下りがありましたが、まったくそれは正しい。

いつも早寝出来るのが理想かも知れませんが、時には無理も利くと言うのが健全というものだ。


無理を利かせられるためには、普段はしっかり養生しておくことですな。


さて、明日も朝の恵みをいただくために、そろそろ床に就きますか。