本能を磨け！
おはようございます。
久しぶりに涼しくなりそうですね。
今朝、娘が便秘で家内に腹揉みをやってもらい、おかげで遅刻寸前となって私が送りました。車中で娘に言いました。カラダをきちんと動かせ、と。
娘は「部活で剣道やっているよ」と言いましたが、剣道をやることとカラダをきちんと動かすことは、必ずしも一致しません。このコトは前々から話しており、全身を動かし姿勢を正すエクササイズを何度も教えて居ます。それをヤらなかっただけです。それだけのことです。
便秘になるのは、と云うか体力の不足を含めて身体の不調の原因は、基本的には自分自身の生活行動に在ります。もっと大きいところで言えば、不調も好調も含めて、今の自分を作ったのは他ならぬ自分自身です。多くの方は、それを忘れて自分の状態に愚痴を言います。そして自分で当事者意識を持って改善しようとする方は稀です。体調を整える運動を教えて差し上げても、継続してやる人は１０人にひとりです。
生活習慣病と云う言葉が在りますが、おかしな言葉です。事故やアクシデントによるものを別にすれば、不調や病気は全て生活習慣に起因する。
自分に原因はない、という方にお聞きします。子供のころから便秘だったのですか？腰痛だったのですか？冷え性だったのでしょうか？もし「YES」ならば、きちんと全身をバランスよく動かす運動をされ、早寝早起きを励行し、姿勢を正して生活されていましたか？・・・いかがでしょう？
でもねぇ・・・現代社会に生きていれば、誰でも多かれ少なかれ不自然な生活習慣になりかねないですね。私も永年勤め人として激務を経験しましたから、よく分かります。でも、忘れないでください。ヒトは生き物なんです。
自然から離れると、生き物は（ヒトは）本能を失います。生きるために、種を保存するために何をするべきかの察知能力を失います。カラダの不調や他人の気持ち、場の雰囲気、そして、身に降りかかる危険・・・。これらを察知できないということは、生きる力を失うということです。忙しいからと言って、それでいいのでしょうか？何のための仕事でしょうか？
私自身、感受性に満ちた凛とした心身を作り、豊かな人生を歩みたい。そして、そんな方が地域社会にたくさん出てほしい。その為には「行動をともなう心がけ」が必要です。思うだけ、考えるだけではだめです。
武道を生業とする者として、そのお手伝いをして行くコトが、社会での存在価値のひとつであると、確信致します。
太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太気拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
