我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

会社勤め

何度か述べたことがあるが、私が会社勤めをしている理由は、まず第一には経済的な理由=食うためであり、次いで、社会への窓口であり、人間修行の手段でもある。

修行というと大袈裟だけれど、苦手の克服と言ったほうが近いかも知れないな。

文明の利器の使い方とか、反りが合わないヤツと喧嘩しない方法とか、周囲の協力を得る方法とか、そういういわば世間の常識っちゅうのは、会社勤めで教わったな。

私の勤め先みたいな大手企業だと、趣味の人間観察の対象にも事欠かないしね。

ただなぁ、醒めているわけではないけれど、魂を燃やす、という場とはちょっと違うんだよな。真面目にはやっているけれどな。

ま、まだ仕事も多少面白みもあるし、辞めて収入の当てがあるわけでもないから、人間観察でも楽しみながらボチボチやるか。

明日は金曜だ。もうひと頑張りだな。