我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

出稽古

今日はひさしぶりに空手の稽古。昔お世話になっていた水戸の稽古会に顔を出すことに。残念ながら師範は顔を出されないとの事。

稽古が始まるまで時間があるので、勝田のサザコーヒーに。

スイーツは、武道・犬に次ぐ私の生きがいだ。どこに行っても美味しいスイーツと珈琲・お茶を愉しむ(写真はアンジェリーナ本店@パリ)。

美味しい珈琲を愉しんでいるうちに師範代との待ち合わせ時刻が。稽古場に移動して御挨拶。何年振りだろう?お変わりないですな。

着替えて身体をほぐしていると、「おう、よく来たな!」とよく響く声。稽古場の入口に来られないはずだった師範が。用事が片付いて時間が出来たとのこと。

師範と一緒に呉式太極拳を。初体験だ。66式というやたらと長い套路を。覚えなくても良いよ、とのことなのでとにかくついて行くことに集中。

稽古では空手の基本と型、そして呉式太極拳の拳理を取り入れた約束組手を。ここ3年ほどはこのような稽古をされている由。

ここでの組手は勝負では無く、純粋な拳理の検証

実はこの稽古会を訪れた理由は、ここにある。今年(というか生涯)の自分のテーマのひとつに、“理法の追求”を掲げている。

ジャンケン・ポン!の組手(by 佐藤嘉道先生)ではなく、体構えを決めて気を溜めて攻め、崩し、勝って後に打つ。そんな稽古を高段者相手に出来る境地が、50歳までのテーマ。

そのために自分に足りないものを、この稽古会で忌憚なくご指摘いただいた。


稽古後は、居酒屋わびすけさんで皆さまに夕食を御馳走になる。

良い人達と良い時間を過ごさせて頂く。美味しい料理と素晴らしい人達に囲まれて良い時間を過ごさせて頂きました。

また伺います♪ありがとうございました!