我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

当てっこに非ず

ここ数日間、疲れ抜きを心がけていたのですが、今朝は久々にある程度きちんと稽古が出来ました。まだ脚に不安があるので、目一杯の稽古、とは行きませんが、それなりに納得いく動きが出来たことで良しとしましょう!

夕方は接骨院に立ち寄って脚をチェックしてもらう。やはり、痛みの原因である内転筋のこわばりが抜けていない様子です。ま、稽古量を調整しながら完治を目指します。

治療の後は剣道の稽古。とにかく、中心を守り相手の攻めに動じない稽古を心掛ける。「ここ!」と感じたら打って出るが、防具と竹刀にまだまだ馴染んでいないので、反応が遅れてしまいます。

数人の先生に稽古を頂戴し、最後はあの佐藤哲通教士にビッチリ揉んで頂きました!はっきり言って、滅多打ちでした(笑)。当たり前ですが、もう笑うしかない実力差でした。本当の“攻め”と冴えた打ちというものを身体に刻み込んで頂きましたごっつぁんです!

稽古後、少しだけ先生方におほめの言葉を頂戴しました。最近は、たまにそんな日があります。僅かですが進歩があるのかも知れません。

太気拳における組手も当てっこでは無く、“攻め合い”“中心の攻防”を主軸に中身のある稽古を心掛けたいと思っています。この辺りは別途、稿を改めて書くつもりです。

では。