我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

切磋琢磨

昨夜はH君と地元の知人を交えてのカラオケの後、寝室に直行するH君を尻目に、私はいつも通りリビングでワンsと遊び呆けて爆睡⇒4時に寒さで起床(窓開けっ放しでした)。

すっかり目が覚めたのでブログ更新して軽い運動の後、5時半に布団に入る。散歩をねだって鳴きまくる犬たちの声で再度起床。散歩と朝食を済ませ、珈琲を淹れる。しばしの雑談。H君は多忙な管理職でもあり、気が抜けないことも多く、やや疲れているようだ。

H君とは同じ歳で太気拳の仲間でもある。自然に始まる武術談義。気心知れている間柄なので、かなり核心に迫る話もすることになる。組手の攻防のバランスについて、話し合う。動きや言葉から察するに、良い方向で稽古が進んでいるようです。

お互いを磨き合うことを、切磋琢磨と言います。磨き合う二つの鉱物が、同じ、もしくはある程度近いレベルにあって初めて磨き合いが出来る。片方の硬度が一方的に低いと、摩耗するだけになる。

昼食後、H君を小山駅まで送り、次回帰国時の再会を誓う。彼も私をインスパイアしてくれる友人の一人です。ありがたいことです。H君の仕事がうまく行き、良い稽古が出来ることを祈っています。