我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

週末、都内にて

先日書いたとおり、30日(金)の夜は岩本町の四川料理レストラン巴蜀さんにて「おかえりなさいの会」をやっていただきました。

みなさん、ありがとうございました。

金曜は都内に泊まりました。第五土曜日は少年部の指導が無いので、夜の太気拳の稽古まで時間がたっぷりあります。ゆっくり起きてボクシングと男道の師匠であった風間清会長のお墓参りに。生前の御恩へのお礼と今後歩んでゆく道での不退転の決意をお伝えしました。

風間会長に教わった期間はごくわずかでしたが、思い返してみても私の人生の中でも鮮烈な出会いでした。戒名は拳闘院日清居士。享年55歳。

時間がたっぷりあるので、本部での稽古前に自主稽古でもしたいところでしたが、なにしろ雨。稽古はあきらめ、ゆっくりと過ごすことに。

私の理想は「晴耕雨読」ならぬ「晴“鍛”雨読」の日々を送ること。紀伊国屋で書籍を購入して、思い出横丁入口にある但馬屋珈琲でチーズケーキセットを頼んでまったりとした時間を過ごしました。

色々なことが頭に浮かびました。とにかく今までの自分の生きてきた道のりが恵まれていたこと。そのことに対する感謝で心がいっぱいでした。

7時に本部道場に到着。充実した稽古を愉しみ、帰途につきました。