我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

嶋田雄大さんのこと−その1

上海の森ビル


4泊5日の中国出張から無事帰国しました。出発の飛行機に乗る直前に、ボクシングの先輩だった嶋田雄大さんと電話で話が出来、6月12日エドウィン・バレロ戦が決定したことをお聞きしました(非公式ブログ参照)。

無名時代(失礼!)の嶋田さんの練習振りを知る者のひとりとして本当に嬉しい限りで、手短に電話で話したあと、不覚にも涙がこぼれてしまいました。

以前にも書いたとおり、彼の骨格を考えたら一階級下のSフェザー級で、しかも全ての相手をKOで屠った怪物王者バレロに挑むのは、高い壁だと思います。

でも、夢にまで見た世界戦が現実のものとなった以上、嶋田さんは男を見せてくれると信じています。もちろん、当日は武道館まで応援に行きます。

世界戦が決まって、彼はおそらく今まで以上に濃密な時を過ごしていると思いますが、私は上海で仕事&中華三昧でした(朝練習は欠かしていませんが)。

おかげでウェイトがオーバー気味。

試合に向けて骨身を削って身体を絞る嶋田さんの晴れの舞台に、たるんだ身体で応援に行く訳には参りません。・・・ということで、後一月半で私も及ばずながら減量させて頂きます。

嶋田さん、ひとまず、おめでとう。試合の後にも、おめでとうを言わせて下さいね