我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

水曜稽古会

4人目の入門者、Z君を迎えての12月一回目の水曜稽古会。前半は半禅の解説、歩法、そして打拳を。打拳は空手的な「その場突き」から入る。

継ぎ目のない太気拳の打拳を初心者がやるのは難しいと思うので、まずは分かりやすい引き手を取っての打拳。そして、徐々に継ぎ目をなくして行く。

後半に前蹴りに対する迎手の練と相対稽古、そして掌打合わせ。最後にM君とY君を2回づつ相手にして組手で終了。

今のところ、半分は彼らの動きを引き出す組手を心がけている。残り半分は少しだけ追いかけている。引き出す組手をすると、時々であるが顔の守りが空いてしまうことがある。

高木先生は実力者の幹部塾生相手にこれ(=引出す組手)をやっているのだから、その差には驚くばかりである。まだまだ、稽古が足りてないなぁ・・・。

P.S. 写真は、一般的な「打撃」で生じる死角についての解説です(日曜稽古)