我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会(2/25)

徳次郎の牡蠣フライ定食


今日も福の世話をしてから軽い朝稽古、そして支部稽古に向かう。

県南体育館に向かう直前、群馬在住のFさんより「除雪作業のため御伺い出来ません」との連絡。残念!結局、M君とマンツーマンの稽古。因みに、ここ数回は平日の水曜稽古会の方が参加者が多い。まぁ、たまたまだろうが。


広い剣道場に二人は寂しいが、マンツーマンでの稽古は個人の進度にあわせて行えるので、これもまた良し。

今日のテーマも打拳。立禅を終えて先週のおさらいを行い、一般的な打撃との違いについてさらに突っ込んだ説明を行う。

たびたび触れているが、私は「Aという技に対するBという技」という技術論は丸っきり信用していない。澤井先生も述べて居られる通り、そんな動きもあるという例に過ぎない。

意拳創始者・王薌斎(おうこうさい)先生の「拳とは力を奮い起こすことである。局部の方法ではない」という言葉が、太気拳の打拳の根底の理念であると考えている。

打拳そのものと身法の稽古を交互に実施する。身法は試力をメインに行い、続いてそれを打拳にフィードバック。相対稽古で間合いの調整を検証し、最後に推手を行って終了。

本日はミット打ちと掌打合わせは無し。本当のところ、2時間半ではチト足りない。皆の身体と動きが出来てきたら、3ヶ月に一度くらいはビシっと半日稽古会をやりたいです。

それと、M君とY君の仕上がり具合を見て、そのうちまた少し組手をやりたい。

帰って少し稽古をやって月曜の仕事の予習。妻子が両親と旅行に行っているため、夕飯は一人で出掛けました。

今日の夕飯は「徳次郎」の牡蠣フライ定食。フライは7個、ご飯は写真を見ての通り大盛りでボリュームたっぷり。大満足。

一服して読書の後、やすらぎの湯でじっくり温まりました。今週も一週間、ビシッと気合入れて行きます!