稽古照今
本日の拳客商売は、香取・鹿島の武神ツアーからスタート。
いま、ポルトガルからの武道修行者さんの出稽古を受け入れて、一か月の太氣拳修行のサポートを行っています。
大学院で文化人類学の修士課程で学ぶマークさん。大学院ではすでに研究者として給与を得ていて、ブラジリアン柔術黒帯という文武両道の士。
今回の来日は彼の武道修業とフィールドワークもかねているので、太氣拳の定例稽古並びに個人指導、そして武道文化史的側面や歴史に関するレクチャーなどを実施。
香取・鹿島の両神宮をお詣りして、車中でさまざまな話しをしました。海外の方と鹿島を訪れたら、必ず稽照館の跡地を訪ねて、「稽古」という言葉の意味をお伝えしています。
何も考えずに私たちは「稽古」という言葉を連発していますが、やはりその意味を考えて体現するのが良い、と私は感じます。
夜は定例稽古会にて、打拳の威力を増す発勁の基礎、それから腕回しによるムチの動きを中心に練り上げ、最後は剣術由来の煉功を。
目からうろこをバリバリと落として頂きました。
今回の滞在は11月いっぱいの予定なので、日程の半分まで来ました。柔術の他にも武道経験があり、センスも良いので無理して?詰め込んでいこうと思います。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
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