我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

極真空手初体験

世界総極真小山道場にて、千葉からおみえの奥田師範の稽古に参加させて頂きました。極真空手初体験です。様々な想定での連続ミット打ちは空手を離れて久しいオジサンには、すこしきつかったですね。(-_-;) 

久しぶりに回し蹴りなどやりましたが、蹴りの威力・スタミナが予想以上に落ちていました。私の場合、太気拳ではいかに殴り合わないか、という稽古をしているので、純粋に近間で殴り合う体力が落ちていました。

支部の水曜稽古会では、小山道場代表の鈴木先生親子に太気拳を指導させて頂いております。また、息子さんは試合前ということもあって、空手の組手についてもアドバイスを求められることがあります。ですから、私自身も機会があれば少しフルコン空手に触れるようにしようと思います。

私自身は極真ルール用の稽古もしていないですし、純粋に「戦い」という観点ですべてを観ています。ですから「餅は餅屋」で、私が極真ルールで強いわけではないのです。ですが、ルールとて戦いの中での条件として捉え、その中で太気拳的な動きや戦略が生かせるようにアドバイスしたいと思っています。

実際に稽古させて頂くことで、極真空手の素晴らしさも体で知ることが出来ました。還暦を超える奥田先生の技の切れや威力、そして体力にも凄いモノがありまして、とても励みになりました。またお人柄も素晴らしく、稽古後の懇親会でおうかがいした一言一言が、とても心に響きました。今回の稽古&懇親会には、「高龍中国拳法道場」代表の高龍勝弘氏とそのお弟子さんも参加されました。私同様、極真空手は初体験だったようで、特に若いお弟子さんにはとても良い学びになったそうです。

以前も書きましたが、今年のテーマは「驥尾に付して千里を致す」であります。また一人、尻尾につかまっちゃいたい先達とお会いできました。感謝であります!


太気拳至誠塾栃木支部は、太気拳を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。

太気拳とは>
 中国意拳の流れを汲む武術。創始者澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。

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