短刀捕り
本日の稽古は、短刀捕りをメインに。
一応、私は刃物を相手にした経験はある。色々な意味で恥ずかしいことだが…。二十代前半の若き日の過ちということで(笑)。
ぶっちゃけ、素手で刃物に立ち向かうのは自殺行為。刃物を出された後、自由組手的にヨーイドンで勝負したら、そしてじっくりと観られたら素手では如何ともしがたい。
だが、何かの拍子で単発で突かれたような場合だと、かわすことが出来ることがあるので、躱したあとの処理の仕方は知っておくべきですね。
...私の場合も、あっと思ったら出されて突かれたのを、瞬間的に捌いたというパターン。躊躇無く刺すヤツも世の中には居るのだな(汗)。
空手で突き技に対する捕り手を少しは稽古していたから、捌いた後制圧出来たのだろう。
空手では夫婦手(めおとで)と言うが、太気拳でも両手の連動が凄く大事で、コレができると捕り手や武器術にも応用しやすい。
武術の手技は、ボクシングなどのいわゆる打撃格闘技とはそこが決定的に違う。
武道の理に適っていれば、一粒で二度も三度も美味しいのである(一事が万事と成る)。
通常の組手やスパーであれば打撃格闘技と武術のどちらが上とは言えないかも知れませんが、護身の場では武術のほうが使い勝手が良いと思います。
自由組手やスパーリングの強さも大事ですが、私としては、全局面で身を全う出来得る心技体の稽古・指導に重きを置いています。
現状、私の稽古指導が週一ですが、増やせる状態になったら、太気拳の身法を応用した対武器術もそのうちやりたいですね。
太気拳至誠塾栃木県小山支部は、太気拳を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。